効果の高い「うがい」の仕方

 ピリピリと皮膚を刺すような寒さの中、
 薄紅色の山茶花の花が咲いている。
 少し透明感のある花弁は、
 手入れされた女性の薄桃色の爪のよう。
 
 ふっくらと膨らんだ金のおしべの周りに
 紅水晶のような滑らかな花びらが広がる。
 優しげなのに、ガラス細工のようでもあって
 紗羅双樹という言葉が浮かぶ。

 本当の沙羅双樹山茶花ではないけれど、
 あの平家物語の冒頭の紗羅双樹のイメージは
 私にとって山茶花に近い。
 
 自転車のペダルを漕ぐと
 耳がきりきりと痛んだ。

 昨日今日で急激に冷え込んだせいか、
 そこここで咳きの音を聞く。
 そしてその度にお節介の虫がうずうずと騒ぐ。

 実は私、「うがい」が好きだ。
 マニアとまではいかないながら、
 喉を痛めてはいけない時期があったので、
 「うがい」にかなりこだわりがある。
 ただの「うがい」と侮るなかれ。 
 とても効果的なうがい法が出来ている。・・・と、思っている。
 
 かなり扁桃腺が弱いのだけど、
 今のうがい法をしだしてからは、
 嘘みたいに風邪を引きにくく、治りやすくなった。
 早い時にはたった半日で楽になる。 
 
 私はなにも変わらないのに、うがいの仕方が変わっただけで。

 風邪には「うがい」と言うけれど、本当にそう。
 
 やり方次第で効果は抜群!
 だからついつい教えたくなる。
 「うがい」は「うがい」
 決して難しいことじゃないから
 騙されたと思ってどうぞ、一度試してください。

 単に上を向いてガラガラよりも、効果はず〜っと高いですから!
 
 <私の薦めるうがい法> 

 ①普通のうがいを1回。
 ②水を口に含んで上を向いたら、うがいをしながら頭を少し右に左に傾けてください。
 (のどの内側面、腫れてるところを洗えます)
 ③普通のうがいよりも角度を低く。。。30度〜45度くらいでしてください。
 (真上を向いては届かない、喉の奥が洗えます。
  但し、角度が低すぎると気管に入ってむせます。真上を向いた状態から
     徐々に角度を少なくして無理のないうがいポイントを探してください)
 ④もう一度②を行う
 
   以上、これだけ。
 けっして大変じゃないので、是非試してみてください。
 本当に効果大です。
 文章力が足らなくて、もし伝わらないようでしたら言ってくださいお答えします。

 なお、うがい薬を使う場合は(先日効果なしと言われていたけど、私はそうは思いません)、
 うがい薬で洗った後、水でもう一度うがいをするほうが効果は高いように私には思われます。

 
 寒いですけど、しっかり風邪に対抗していきましょう!