だるんとするけど・・・

 今日は暑いけれど、風があるので風鈴の音が少しも止まない。
 涼しいけれど、
 ちょっと賑やか過ぎじゃあないかしら。
 しかも蝉まで鳴き出した。
 これはきっと油蝉。
 
 これで関東も
 梅雨明けかもね。
 
 こんな日は
 目が覚めてても
 夢の中みたいに朦朧とする。
 
 だるんと
 ベットにいたり
 ゴザをしいてごろりとしていたい。

 これって体力がなくなってきたってことかしら?
 気温が高いときは
 普通にしてるだけでも
 代謝が高まって消耗してしまうんだもの。
 まして運動したら・・ねえ。

 ぐだぐだとしてたら
 前に文科省だか、運動なんちゃら連盟が出してた記事を思い出した。
 
 赤ん坊がヨチヨチと歩くのは
 重心をしっかり支えるために
 両足の向きをまっすぐ平行にしかできないらしい。
 とにかく立つために、右と左の足にかかる重心は同じ。
 不安定な上半身でもきちっと立てるけど(子供は頭でっかち)
 片方に重心をかけるられないで
 足の運びが
 どうも不安定になるらしい。
 とかそんなこと。
 
 確かに、自分で両足をまっすぐ平行に開いて試してみると、 
 歩き出すのに一苦労。

 まあ、そんな赤ちゃんが
 成人して筋肉がつくと
 属に言う「休め」の姿勢が出来るようになる。
 次の一歩が出しやすい
 動きやすい形。
 一歩一歩がスムーズになる。
 スムーズに出来るようになるのは、
 その一歩一歩できちんと止まれる力があるから。
 
 だから筋肉が衰えると
 また一歩一歩きちんと止まれるように、
 転んだりしないように
 ゆっくりゆっくり確実に。
 つまり、平行に足を出すすり足のような歩き方になる。

 筋肉の衰えは知らないうちに出ているもの
 なかなかこわい。
 
 し・か・も
 
 今足が弱っている人は
 若いうちにかなり運動をなさっていた世代。
 私達はどうかなあ〜

 電車の中、
 つり革に両手でぶら下がっている人がいる。
 
 どうもなあ〜
 ゴリラか何かがぶら下がっているようにも見えるんだけど
 と、見ると
 足のつま先は同じ方向に揃ってる。
 片手でぶら下がってる人は
 両足角度45度くらいなんだけど。

 格好良い街の中
 膝を曲げて歩いていたり
 ずるりずるりと足を引きずる人がいる。
 足先はまっすぐ前。
 
 私達運動してない世代は
 筋肉が未発達なのかなあ・・・・
 
 ゴザ ヲ ハナレルハ ナゴリオシイケド
  ウンドウハジメヨッカナ